コラム
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美肌のつくり方
【化粧品】
2022.09.12
本日は美肌のお話2日目です!
化粧品は様々な美容成分が配合されていますが、本当に効果があるのはどの成分なのかは、実際に使ってみて自分で実感するしかないように思います。
肌の潤いの元になるのが、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸ですが、それを生み出す細胞が線維芽細胞です。
年齢を重ねることで、肌のたるみやくすみ、しわが目立ってくるのは線維芽細胞の数が減り、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の分泌が減ってくるためです。
そのため化粧品の中には、線維芽細胞を刺激する成分を配合しているものもあり、成分表記に以下のような成分が配合されています。
・EGF
:上皮成長因子で線維芽細胞の活性化や増殖が望めます。
・FGF
:線維芽細胞成長因子です。線維芽細胞を刺激してコラーゲンなどを産生させます。
・プラセンタ
:線維芽細胞の増殖促進作用があります。
・ビタミンC
:コラーゲンの生成を促しますが、ビタミンCは肌に浸透しにくいため、誘導体が含まれるものを選ぶことで肌に浸透しやすくなります。
・レチノール
:ビタミンAの一種でコラーゲンの生成を促す効果があります。
成分がどのような働きをするかを知って、ぜひ活用してくださいね。
先程の線維芽細胞に働きかける成分を含んだ化粧品もあれば、線維芽細胞を利用した化粧品もあります。
最近見かけるようになった“幹細胞化粧品”と表示されているものは、幹細胞や線維芽細胞そのものが入っているわけではなく、細胞を特定の施設で培養したときにでる“上澄み液”を配合した化粧品になります。
上澄み液には細胞は含まれていませんが、FGFやPDGF(血小板由来増殖因子)が豊富に含まれているため、線維芽細胞の活性が期待できます。
ですが、化粧品は誰が使っても副作用がでないように、有効成分の割合には規定があります。
そのため、これまでの化粧品よりも確実に線維芽細胞を活性化できたとしても、その効き目には限界があります。
より効果をあげたい場合は、再生医療と併用して使えば相乗効果が期待できます。
身体の内側からキレイになることは外せません。
化粧品をいいものにしても身体の内側がボロボロですと、やはり美肌にはなれません。
次回は美肌の根源である "線維芽細胞を活性化させる食事" についてお伝えします。
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