免疫力アップで<br>美と健康を守る<br>第１回：腸を元気にする｜大阪の女性の薄毛治療・肌の再生医療ならリアライズクリニック

- コラム
  
  免疫力アップで
  美と健康を守る
  第１回：腸を元気にする
  
  2022.10.26
  
  普段あまり意識することはありませんが、私たちは常にウィルスや細菌と共に生活しています。
  
  そのような中で、これらの病原菌から体を守り、健康的で美しく活動できているのは、防護システムである免疫機能が働いてくれているおかげです。
  
  免疫機能は身体を若々しく、健康に保つ力ですが、年齢とともに低下していきます。また、ストレスが過剰になったり、生活習慣が乱れたりすると低下してしまいます。
  
  毎日の生活で免疫力を高めておくことが、いつまでも健康で美しく年を重ねるポイントです。
  
  これから全7回にわたり、免疫力を高めるポイントをお伝えします。
  
  外の世界に接する腸
  
  腸は食べたものを消化する役割以外に、全身の免疫を司る役割があります。
  
  腸は食べ物だけでなく、それと一緒に病原菌やウイルスなどが常に入り込んでくる危険な場所で、体内で最も外の世界と接する臓器です。
  
  特に小腸には、これらの病原菌を退治してくれる「免疫細胞」が大集結しています。
  
  その数は体中の免疫細胞のおよそ7割！
  
  それほど大量の免疫細胞が腸の壁のすぐ内側に密集しています。
  
  腸内細菌はバランスが大事
  
  腸の中には善玉菌と悪玉菌と、腸の環境次第で、どちらか強いほうに付く日和見菌の3つに分けられ、3つの比率が2:7:1とバランスがとれている事が理想です。
  
  腸内細菌はこれまで善玉が多く、悪玉が少ないことがよいと言われていましたが、最近専門家の間では善玉菌、悪玉菌という分類には意味がないと言われています。
  
  例えば悪玉菌に分離される大腸菌はビタミンCを産生しますし、食物繊維をたべるこれまた悪玉のクロストリジウム菌がTレグと呼ばれる免疫制御細胞を産生していることが分かってきています。
  
  なので、まずは善玉菌も悪玉菌もふくめた、腸内細菌が喜ぶ食べ物を取ることが免疫機能を上げることにつながります。
  
  昔ながらの日本食、「ま、ご、は、や、さ、し、い、わ」の食べ物をとりましょう。
  
  ま＝豆類、ご＝ごま、は＝発酵食品（漬物、キムチ、味噌、お酢、梅干し）や＝野菜、果物、さ＝魚（小型のもの）、し＝しいたけ（キノコ類全般）い＝芋類、わ＝わかめ（海藻類全般）
  
  腸によくない食べ物を避ける
  
  腸によい食事を取るとともに、できるだけ腸によくない食べ物を避けることも必要です。
  
  油や砂糖の多いジャンクフード、インスタント食品、食品添加物など。
  また、小麦や乳製品などは人によっては自分の腸に合わないことがあるので注意が必要です。
  
  私のおすすめの1つは、スーパーフードと言われる、アロエベラです。
  
  アロエベラは水溶性食物繊維が豊富で、腸内細菌のエサとなるプレバイオティックスでもあるため、腸内環境を整えてくれます。
  
  さらに！
  ビタミン、ミネラルの効果も高めてくれるアジュバンド効果もあって、健康にも美容にも嬉しい効果がたくさんです。
  
  （詳しくは『人生がきらめくアロエベラの秘密』安宅鈴香著　現代書林）
  
  腸内環境を整えるものといえば、乳酸菌やヨーグルトが思い浮かびますが、乳酸菌サプリメントや乳製品が腸に合わない場合もあります。
  
  合わないときはかえって便秘になったり、お腹が張ったりすることもあります。
  
  リアライズクリニックでは、その方に会った乳酸菌のサプリメントをバイオレゾネンス振動医学を使って調整したり、自分自身の乳酸菌を増やす、アルベックスという乳酸菌生成エキスサプリメントをご用意しています。
  
  メンタルと腸の関係
  
  最後になりますが、腸内環境に実は一番大切なのは、心の状態です。
  
  脳腸相関といわれるように、心、脳、腸には密接なつながりがあり、相互が影響しあっています。ストレスや不健康な心の状態は腸内環境を悪化させてしまいます
  
  健康と美容のために、食事はもちろん、心を安定させて腸内環境を整え、免疫力をアップさせましょう！
  
  次回は「免疫力アップで美と健康を守る第二回：身体を冷やさない」です。
  
  冷えは万病のもと。
  
  と昔から言われていますが、その理由と冷え対策をお伝えします。
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