コラム
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FAGA(女性男性型脱毛症)とAGA(男性型脱毛症)の違い
2024.08.13
FAGAとAGAの違いを今回はご説明したいと思います。大きく異なるのは原因、症状の出方と発症する時期、そして治療法です。それぞれにどんな違いがみられるのかを解説します。
原因
AGAは遺伝的な要素と男性ホルモンが原因ですが、FAGAは女性ホルモン低下以外に貧血、ストレスなど色々な要素が混在しています。
症状の出方の違い
男性に起こるAGAは、おでこの生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなり、側頭部や後頭部の髪の毛は残ることが多いです。対して女性に起こるFAGAには、頭部全体の髪の毛が薄くなる特徴があります。特に頭頂部から薄毛が広がっていきます。
発症する時期の違い
男性に起こるAGAは、女性のFAGAよりも発症時期が早い傾向にあり、思春期以降の比較的早い時期に発症することが多いです。FAGAは色々な要因が関係しているため個人差がありますが、成人以降に多く発症します。
FAGAの治療方法
当院では男性型脱毛症AGAと同じ薬は使いません。AGAの場合はミノキシジルローション、フィナステリドなどの内服で男性ホルモンの影響を抑える治療をします。FAGAは人によって原因が違うので、その方に応じて女性ホルモン補充や、貧血改善、ストレスケアなどを行います。
特に男性が内服するフィナステリドは、副作用の点から、女性は絶対に内服しないことをおすすめします。
FAGAの症状と進行パターンについて
FAGAの症状や進行パターンについて解説します。
症状1:頭部全体の毛が薄くなる
FAGAの大きな特徴として、頭部全体の毛が薄くなることが挙げられます。局所的に脱毛する場合は円形脱毛症や牽引性脱毛症などが考えられますが、FAGAは全体的に髪の毛のボリュームが減り、頭皮が透けて見えるようになることもあります。
症状2:抜け毛が増える
抜け毛が増えるのもFAGAの症状のひとつです。ヘアケアをしていて「最近抜け毛が増えた?」と考え、FAGAを疑い始める方も多いのではないでしょうか。通常では一日に100本ほどの髪の毛が抜けるといわれており、それ以上の抜け毛が見られる場合は注意が必要です。
症状3:髪の毛が細くなる
抜け毛が細く柔らかい場合も、FAGAが疑われます。これは髪の毛の成長サイクルが乱れ、成長しきらない細い状態のまま抜けてしまっているためと考えられます。抜け毛の本数だけではなく、抜けた髪の毛の状態もチェックしてみてください。
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