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免疫力アップ!で女性の抜け毛、薄毛を予防する!!その1
2024.08.26
免疫力アップ!で女性の抜け毛、薄毛を予防する!!その1
今回は免疫力と抜け毛、薄毛の関係についてお伝えしたいと思います。コロナ感染後の後遺症に抜け毛、薄毛があり、一時はかなり多くの患者さんが皮膚科を受診されていました。コロナウイルスだけでなく、私たちの身の回りには、目に見えないけれども常に多くのウィルスや細菌がいて、それらと共存しています。ウイルスや細菌、マイコプラズマなどは常に空気中にいる微生物ですが、通常は免疫機能が正常に働いてくれているおかげで、少し体に入ったくらいでは病気にはなりません。ところが免疫力が落ちると、とたんにこれらの微生物が病気を引き起こします。免疫機能は身体を若々しく、健康に保つ力ですが、年齢とともに低下していきます。また、ストレスが過剰になったり、生活習慣が乱れたりすると低下してしまいます。
免疫力を高めるために、毎日の生活でできる事があります。
これから7回に分けて毎日簡単にできる、免疫力を高める方法をお伝えしますので、免疫力を高めて、薄毛になるような病気やストレスを予防しましょう!
その1<腸を元気にする>
腸は食べたものを消化する役割以外に、全身の免疫を司る役割があります。
腸は食べ物と一緒に病原菌やウイルスなどが常に入り込んでくる危険な場所で、体内で最も外の世界と接する場所です。特に小腸には病原菌を退治してくれる、「免疫細胞」が大集結していて、その数は体中の免疫細胞のおよそ7割!
腸の中には善玉菌と悪玉菌、そのつどどちらか強いほうに付く日和見菌の3つに分けられ、
3つの比率が2:7:1とバランスがとれている事が理想です。腸内細菌はこれまで善玉が多く、悪玉が少ないことがよいと言われていましたが、最近学会では善玉菌、悪玉菌という分類には意味がないと言われています。例えば悪玉菌に分離される大腸菌はビタミンCを産生しますし、
食物繊維をたべるこれまた悪玉のクロストリジウム菌がTレグと呼ばれる免疫制御細胞を産生していることが分かってきています。ですので、善玉菌も、悪玉菌もふくめた、腸内細菌が喜ぶ食べ物を取ることが免疫機能を上げることにつながります。
腸内細菌が喜ぶ食べ物とは、昔ながらの日本食で、色々なところでおすすめされている、
「ま、ご、は、や、さ、し、い、わ」の食べ物です。
ま=豆類、ご=ごま、は=発酵食品(漬物、キムチ、味噌、お酢、梅干し)や=野菜、果物、さ=魚(小型のもの)、し=しいたけ(キノコ類全般)い=芋類、わ=わかめ(海藻類全般)
できるだけこれらの食品をとって、腸内細菌を喜ばせましょう
腸によい食事を取るとともに、できるだけ腸によくない食べ物を避けることも必要です。油や砂糖の多いジャンクフード、インスタント食品、食品添加物など。また、小麦や乳製品などは人によっては自分の腸に合わないことがあるので注意が必要です。ただし、完全に避けることはこの現代社会で難しいので、あまり過敏にならないことも大切です。
でも、結局一番大切なのは、心の状態です。最近は脳腸相関という言葉が使われ、心、脳、腸には密接なつながりがあり、相互が影響しあっていることが言われています。ストレスや不健康な心の状態は腸内環境を悪化させてしまいます。
食事、心の状態を整えて腸内環境を整え、免疫力をアップさせましょう!
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