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女性の薄毛、FAGAという言葉はNG?
2024.09.28
女性型脱毛症=female pattern hair loss
2017年12月に日本皮膚科学会から『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』が新しく改訂され、“女性型脱毛症”という言葉ができました。改定前は、「女性の脱毛症も男性の脱毛症に準ずる」とされていましたが、女性の薄毛は男性の薄毛のように、ホルモンや遺伝の関与だけでは説明できないため、FAGA=女性の男性型脱毛症という病名はなくなりました。
女性型脱毛症の特徴
1. 徐々に進行する 40歳代~50歳代での発症が多く、徐々に薄毛が進行します。
2. 頭頂部の広い範囲の薄毛である 頭頂部の広い範囲の薄毛として気づかれますが、男性のAGAと異なり完全に抜け落ちることはありません。 頭頂部から前頭部にかけて髪の分け目が広がる様子は、クリスマスツリーの枝のように見えます。また、前頭部の生え際の髪は残ることが多いのも特徴です。
3. 軟毛を認める 頭頂部に軟毛を認めますが、後頭部の毛髪は影響を受けずに硬毛が密度を保って残ることが特徴です。
皮膚科学会のガイドラインでは治療の推奨度をA、B、C1、C2、Dの5段階に分けています。Aは行うよう強くすすめる、Bは行うようすすめる、C1は行っても良い、C2は行わない方がよい、Dは行うべきではない、となっています。
発毛ローション、ミノキシジルは男性にも女性にもAの強く勧めるとなっています。
ところが、内服薬であるフィナステリド、デュタステリドは男性にはAの強く勧めるですが、女性にはDの行うべきではないとなっています。そしてミノキシジル内服については、女性も男性もDの行うべきではないと、警告されているレベルです。
リアライズクリニックでは、おもに女性の薄毛を専門に治療を行っていますが、時々男性もこられます。男性にはミノキシジルローションやフィナステリド、デュタステリドなどの内服を処方する事がありますが、ミノキシジルは処方しません。
警告レベルの薬を使用した際に、起こる可能性のある副作用の責任はとれないからです。
ミノキシジルローションは男性には強くお勧めしますが、女性の場合には薄毛の根本的な原因を治療することがまず第一で、ミノキシジルローションは最初から使用しません。その代わりに当院オリジナルの自然由来の成分を使った発毛ローションを使用しながらメソセラピーや栄養療法で治療を行っていきます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください☞https://youtu.be/TRu-pLYoqNI?si=f5G_b7tvJiZGSyh3
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