妊娠中、妊活中は絶対NGの発毛剤と薬｜大阪の女性の薄毛治療・肌の再生医療ならリアライズクリニック

- コラム
  
  妊娠中、妊活中は絶対NGの発毛剤と薬
  
  2024.10.11
  
  妊娠中や妊活中には男性のAGA治療に使われる内服薬は決して飲んではいけません！
  男性型脱毛症＝AGAの治療は抜け毛を抑制する内服薬のフィナステリドとデュタステリドと 発毛を促進する作用のある発毛ローションのミノキシジルを使うのが一般的です。
  内服薬は男性のAGAには効果がありますが、女性には効果がないばかりか、副作用が起こることが多いので、日本皮膚科学会のガイドラインでも使用を控えるべきと記載されています。また、妊娠中、妊活中の使用はとんでもないです。
  
  特に妊活中のプロペシア（フィナステリド）、ザカーロ（デュタステリド）の使用は絶対にNGです。
  
  副作用として、ホルモンバランスの乱れや胎児奇形が起こる可能性があります。
  
  プロペシア（フィナステリド）は、毛髪を弱らせ抜け毛の原因となる男性ホルモンを抑制することで、薄毛の進行を防ぐ効果があります。
  女性にも男性ホルモンがありますので、ホルモンバランスを崩し、排卵や子宮内膜の増殖など、妊娠に必要な機能を低下させると考えられます。
  また、ジヒドロテストステロンは男性の生殖器の形成に重要な役割を果たしているので、男児の生殖器に悪影響を及ぼす可能性があります。
  
  そもそも、プロペシアの有効性は、現時点では男性に対してのみ確認されており、女性の使用は認められていません。
  
  ミノキシジルのローション使用は？
  女性が妊娠中または授乳中の場合は、胎児や赤ちゃんに対するミノキシジルの安全性が不明であるため、ミノキシジル内服薬、ローションともに使用は禁忌です。
  
  ミノキシジルの内服は日本皮膚科学会のガイドラインでは、有効性が低く、副作用が起こることが多いので、男性も女性も使用をすべきではないと記載されています。
  
  授乳中の方がミノキシジルローションを使用した場合、母乳中にミノキシジルが移行することが確認されています。お母さんがミノキシジル外用薬を使用すると、赤ちゃんは母乳を通じてミノキシジル成分をとりこむことになります。
  
  ミノキシジルローションは男女ともに薄毛治療には効果がありますが、妊娠中、妊活中の女性は使用を控えましょう。
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