紫外線が女性の髪に与える影響「薄毛」との意外なつながり - 大阪・心斎橋の再生医療・美容医療・頭痛専門外来リアライズクリニック

- スタッフブログ
  
  紫外線が女性の髪に与える影響「薄毛」との意外なつながり
  
  2025.07.24
  夏の強い日差しは、女性にとって美容の大敵。
  
  肌の日焼け対策は万全でも、「髪や頭皮の紫外線対策」は意外と見落とされがちです。
  
  でも実は、紫外線は女性の薄毛のリスクを高める原因のひとつ。放っておくと、「分け目やつむじのボリュームがなくなってきた…」なんてことにもつながります。
  
  紫外線が頭皮に与える2つの大きなダメージ
  1. 頭皮の乾燥と炎症
    
    紫外線（特にUV-B）は、肌と同じように頭皮にも炎症や乾燥を引き起こします。これが続くと、髪を作る「毛母細胞」の働きが低下し、髪が細くなったり抜けやすくなったりするのです。
  2. 血行不良で髪に栄養が届かない
    
    紫外線（特にUV-A）は、頭皮の真皮層にダメージを与え、コラーゲンの減少や硬化を招きます。硬くなった頭皮は血流が悪くなり、髪の成長に必要な栄養や酸素が届きにくくなるため、薄毛が進行する原因に。
  髪自体も日焼けするって知ってた？
  
  髪の毛も紫外線を浴びると、キューティクルが壊れ、内部のタンパク質が変性してしまいます。結果として、髪がパサついたり、細く弱くなったりして、ボリュームが失われていきます。これが、見た目の「薄毛印象」を強めるのです。
  
  女性に多い「びまん性脱毛症」にも影響
  
  女性の薄毛の多くは、頭頂部全体が薄くなる「びまん性脱毛症」と呼ばれるタイプ。これは加齢やホルモンバランスの変化、ストレス、生活習慣などが関わりますが、近年では紫外線による頭皮ストレスもその一因として注目されています。
  
  髪と頭皮を紫外線から守るための習慣
  - つば広の帽子や日傘で紫外線カット
    
    髪も頭皮も、直接日光に当たらないようにガード。
  - 髪用のUVスプレーを活用
    
    肌用とは別に、髪や頭皮に使える日焼け止めスプレーを取り入れて。
  - 頭皮ケアを意識したシャンプー選び
    
    紫外線を浴びた日は、低刺激で保湿効果のあるシャンプー＆トリートメントでしっかりケアを。
  - 抗酸化食品で内側からサポート
    
    ビタミンC・E、ポリフェノールなどを含む食材を意識して摂るのも◎。
  「髪が細くなってきた」「分け目が気になる…」そんなお悩みがある方は、まずは紫外線対策を見直すことが、薄毛予防の第一歩です。肌と同じように、髪と頭皮にもやさしいケアを心がけていきましょう。
Back ／ Next